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9月1日(日)
今日はなんとしても出かけることを心に決めていた。 そしてわたしは真っ赤なTシャツを着、白のコットンパンツをはいた。 赤の色を身につけるとテンションがあがる。わたし自身へも気合を入れたかった。 そして何よりもわたしは赤が似合う。 どうしてそんなことが分るかって? フン、 このわたしがそう思うのよ。 いや、そうではない。 今を遡ること20数年前に、素敵なボーイが「赤が似合いますね」と言ってくれた、その一言にすがっている、と言っても過言ではない。 なにしろ、日ごろ男子に誉められるといういことは数少ないわたしである故に(じゃ女子に誉められるっていうわけかっていうとそうでもない)、そのひとことは神の啓示のごとくわたしをつらぬいた。 そりゃ、yamaokaさんは仕事熱心だなあとか、頑張り屋さんですねとか、そういう誉め言葉(?)はたまに貰うことはあるけど、でもね、女としてはそういう言葉に心踊ります? ハイハイっていう感じよね。 だからね、 そのボーイに言われた言葉は、わたしを見事につらぬいたわけね。 で、 赤が似合うわけ。 而して、わたしは赤のTシャツを見事に着こなし(ティーシャツを着こなすってどういう風?)、さっそうと家を飛び出した。 が、 うっ、うっ、うう…… な、なんだ! この暑さは? 一瞬頭がくらくらとし、わたしはへたり込みそうになった。 なにしろ、夏風邪などという日ごろひいたこともない上等なものを引いてしまったその余波がまだ残っているらしい。 思いなおして立ち上がってみたが…… う~~む 心がおぼつかないというか、丹田にどうしても力が入らないのである。 (わたしが常日頃自慢しているものに、丹田に力があるっていうこと知っているでしょ) 1,2分しばらく自問自答して、わたしは出かけることを断念したのだった。 せっかく身につけた赤のTシャツは二匹の猫たちにみせびらかすことで我慢した。 今日一日、家族がいないことをいいことに一階のリクライニンチェアに寝そべってその上で過ごした。 途中冷蔵庫の麦茶を飲んだのが2回くらい。 目をつむれば、 蝉時雨のなかで昼の虫も鳴いている。 庭に目をやれば、 秋蝶が木立の間に現れてふっと消えてしまう。 いい休日だ。 明日からまた頑張ろう。 このブログを書いているわたしは、まだ赤のTシャツを着ている。 ああ、知ってほしいな。 わたしが赤の似合う女だっていうことを。 どうでもいいけど、しつこいよね。
by fragie777
| 2013-09-01 21:04
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Comments(2)
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