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8月24日(土)
じつは、キャラメルバナナパフェを絶対食べようっておもって、マザーリーフに行きメニューを見てやはりキャラメルバナナパフェは美味そうだな……と思いながら、やって来たウエイトレスさんに「抹茶ラテ」と言っていた自分に驚く。 (抹茶ラテなる飲み物はわたしのなかでは市民権を獲得していない飲み物であったはずなのに……) ほんとに人間とは不可解である。 まったくもって、 自分というものがよく分からん……。 もっちろんきれいに飲みほしましたわよ。 今日は多摩川の花火大会である。 ふらんす堂スタッフの誰かさんは、浴衣を着て友人たちと花火大会に行くらしい。 実は昨日の午後、用事があって家に行くとベランダに雀が死んでいた。 照りつける日差しのただ中で雀はもう硬くなっているのがその様子で分かった。 茫然としているところに帰ってきた男子が言うには、 わが家の白猫日向子がベランダで雀を捕獲し、雀は二階中を血を流しながら飛びまわり、そこへもう一匹の黒白猫ヤマトが加わり、大昂奮のうちに雀は必死の抵抗を繰り返しながら、一階の居間まで逃げて行ったということ。そこで死んだふりを繰り返したりしながらやがて力尽きたのだという。 どうにかその雀をつかまえたときはまだ息をしており、動いていたのでベランダに置いてみたのだという。 わたしはすこし前に家のなかでおきた惨事に驚いたのだった。 家のなかをよく見れば、血痕などは拭かれているものの、雀の細かな羽が飛び散っている。 かまきりやイモリなどでなくこうして鳥を狩猟したというのは、はじめてのことだった。 わたしの目の前をシャラシャラと歩いていく美猫の日向子であるが、いやはや猫の属性なるものをつきつけられたのである。 その現実にただオロオロするわたしに(意気地がないのよ)、 「わたし庭に埋めて来る」と、雀をベランダで発見した女子が、果敢にもゴム手袋をして雀をその手にすくいあげて、庭に埋めに行ったのだった。 家の南側の庭には、実はわが家の初代の猫が埋められている。 梅吉(うめきち)と名付けられた三毛猫である。 野良猫だった梅吉をひきとったのだが、およそ一年しか生きられなかった薄倖の猫である。 侘助のところに埋められている「梅」とはかなり放して、金木犀の近くに雀を深く埋めたということだ。 わたしの家の庭には、二つの命が埋められていることになった。
by fragie777
| 2013-08-24 18:40
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