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6月8日(土)
朝から出かけていて少し前に戻ったところである。 スタッフのPさんと一緒に新宿のデパートの万年筆売り場へ出かけたのだった。 田中裕明賞の正賞は万年筆である。 その万年筆を選びに行ったのだ。 第四回の受賞者は津川絵理子さん。はじめての女性の受賞者である。 「ことしはどんなのがいいかしら?」 その人に合ったものを贈りたい。(予算内ではあるが…) 昨年の関悦史さんのもこの売り場で購入したのだった。 万年筆専門売り場には万年筆がおごそかに飾られていて見ているだけで心ときめく。 どの万年筆も誇り高く輝いている。 わたしたちの目にとまったいくつかを取り出して見せてもらう。 なかでも特に美しい色と形態をしたものがある。 ドイツ製だ。 ああそうだ、たしか津川絵理子さんは左利きのはず。最近読んだものにそう書かれていた。 「左利き用の万年筆ってあるのですか?」と女性の店員さんに聞いてみた。 「外国製のものに左利き用はないのです。」という答え。 「ただわたしも左利きですが、大丈夫です。問題ないと思います」というその返事にわたしたちはそのドイツ製のものを購入することにしたのだった。 「田中裕明賞授賞式」へむけてひとつ用意が整った。 来週あたりから準備をしていかなくてはいけない。 万年筆売り場に立ち寄ったのでさまざまな万年筆をゆっくりと見ることにした。 万年筆はわたしたちの日常からどんどん姿を消していくように思える。 わたしは万年筆が好きだ。インクの匂いもいい。 仕事場で万年筆をよくつかう。二本の万年筆があり、万年筆に触れない日はないといっていいかもしれない。 何度も修理に出してはもう何年も使っている。 別の文房具売り場でパーカーの面白い万年筆を見つけた。 デザインがことさら目を引いた。 「インジェニュイティ スリム」というそれは、いままでの万年筆とは画期的に違っていた。 万年筆とボールペンを合体させたような按配のもので、ペン先とインク容器がひとつのカートリッジになっていてペン先まで交換するしくみである。 しかも青、緑、赤などさまざまな色のインクを万年筆一本で使用できるのだ。 書きやすさも抜群である。 値段も高級万年筆からくらべるとそう高くない。 で、 こういうものにわたしは弱いのよ。 買ってしまった…… 写真がいまひとつよね。 本体は黒インキ。ほかにブルーと臙脂を購入。 いいでしょう。(自慢モードを許されよ) ガンガン使うつもり。 万年筆を買ったあと、映画を久しぶりに観たりして新宿で遊んでしまった。
by fragie777
| 2013-06-08 23:14
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