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3月21日(木)
休みに入る前にヘンなメールに対応してしまったらしく、ものすごい数のメールがここ二日で送られてくるようになった。 今朝などメールを立ち上げてみると次から次へとメールがやって来て、それを消去するだけでも時間がかかってしまう。消去、消去、消去と調子よくクリックしていると大切なメールもゴミ箱行きになってしまいそうでコワイ、コワイ。 いらない情報が押し寄せてきて、情報によって攻撃されている日々だ。 パソコンや携帯電話が生活の中心になって私たちの精神世界を支配する日々になりつつある一方、最近読んだ雑誌の情報によると、共産主義体制後のシベリアやモンゴルを中心にシャーマンが復活してるという。モンゴルを中心にその数をふやしているという。 興味深いことだ。 シャーマンとは、精霊の声を聞き、人々の心と身体と魂を癒す選ばれし者のことである。見えない世界と現世の橋渡しをして生活する人々に霊の声を届かせる。 その声を聞いた人々はそれを取捨選択するのではなくそれを精霊の声として受け入れ従っていくのである。 人々を攻撃する言葉ではなく救済する言葉として働く。 「シャーマン」とはシベリア北部の遊牧民の言葉で、「知っている者」という意味であるということ。誰もがシャーマンになれるわけではない。 日々わたしたちを襲ってくる情報はわたしたちを「知らない者」として攻撃してくる。 何を知っているか、あるいはどう知っているか、それが問題だ。 イエスが言っているようにわたしたちは「知らなくてならないことは多くない」のかもしれない。 シャーマンでない者にとって「知る」ための第一歩は、「他者の救済」のためではなく「自身の救済」のためだとわたしは思っているのだけど、こんなことを書くと弾劾されちゃうかもしれないな……。 ヘンなメールを受けてしまったために話がへんな展開になってしまった。 許されよ。 今日は午後にお二人のお客さまが来社された。 俳誌「未来図」(鍵和田ゆう(禾編+由)子主宰)に所属する春田千歳さんと遠藤由樹子さんだ。 未来図は来年創刊三十周年を迎えるという。それを記念して合同句集を刊行する予定だ。ふらんす堂では、これまで10周年記念の『『未来図合同句集』、20周年記念の『『未来図合同句集』を刊行してきたが、それに連なるものとしての合同句集となる。来年の9月を目指しての刊行である。 その打ち合わせにお二人はご来社されたのだった。 春田千歳さんは、2010年に『『鰐の眼』という句集と評論集を刊行され、第7回詩歌句賞を受賞されている。 「いつ引っ越しされたのですか? きれいになりましたねえ」って昔の惨状(?)をご存じの春田さんは驚いておられた。
by fragie777
| 2013-03-21 19:59
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