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1月17日(木) 土用
昼休みにご近所の自然食品のお店に行った。 そこでブロッコリーと長ねぎとドライプラムともち米(1キログラム)を買ったのであるが、ふっと気づくと天井の方からニュースの声がする。 ラジオがかかっていたのだ。 写真に写っているのがそのラジオである。 「これってずい分古いものですよねえ」と女主人に云うと、 「そうなんですよ、ふる~いふる~いもの。でもちゃんと聞けるでしょう」とニッコリした。 明瞭にして耳にやわらかくひびいてくる心地よい音である。 しばらく眺めていたら、かつて見たウッディ・アレンの映画「ラジオ・デイズ」をふっと思いだしたりしたのだった。(どんな内容だったかは殆ど忘れてしまったが…) わたしもよくそうするが、いまはパソコンからでもラジオ番組を聞くことができる。 パソコンはさまざまな機能を備えたいまや時代の先端機種であることはいまさら言うまでもない。 しかし、目の前のラジオはラジオであること以外の何ものでもなく、ラジオとして存在しつづけている。この堂堂として晴れ晴れとした誇り高き様子はどうだろう。 美しくさえある。 重厚な木の枠組みをもち布をまといあたたかにして明瞭な声をうしなうことなく20世紀から21世紀にかけて語り続けてきたのだ。 (なかなかやるじゃない…) わたしはもう一度ほれぼれとラジオを見上げたのだった。 「第三回田中裕明賞」の冊子がいよいよ校了となる。 すでに「第四回」の応募句集もおおかたそろいつつある。(まだの方は今月末までですので、お待ちしてます) 「第5回」の応募広告も掲載しはじめている。 冊子を校了にしながら、冊子を出すということは時間と労力と費用のかかることだが、やはり意味があるのではないだろうか、という思いを新たにした。 いろんな賞の在り方があっていいと思う。 しかし、「田中裕明賞」はこのかたちを続けていきたいと思う。 (だとしたら、もう少し早く刊行しなくっちゃね!) もうひとりのyamaokaが即座に突っ込んだ。 然り! 然り! 然り! 嗚呼!!
by fragie777
| 2013-01-17 18:29
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