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1月4日(金)
実は、これ。 昨年俳人の野口る理さんからいただいたもの。新婚旅行でギリシャに行った時のそのおみやげである。 良く見るとギリシャ語が書かれている。αとかΩとか、分かります? わたしの乱雑な机の上にこんな風にあるのだが、毎日めくることでわたしは日々ギリシャ語を見ることになる。ソクラテスやアリストテレスが3ミリほどわたしに近づいてきたような感じ。 (いま気づいたのだが、一枚一枚の裏にびっしりとギリシャ語で何か書いてある。いったい何が書かれているのだ、今日の占いか…まさか、ギリシャの哲人たちの名言か、ウーム、わからん。こんど野口さんに会ったら教えて貰おう。彼女はギリシャ哲学を専門とする大学院生さんなのだ。) もうひとつカレンダーを今日いただいた。 櫂未知子さんによる「ラムちゃんカレンダー」だ。 櫂さんとこの三毛猫ラムちゃんのお転婆ぶりを活写した楽しいカレンダーである。 なんとラムちゃんの両横に櫂未知子さん、海野謙四郎さんのそれぞれの二十代の写真がある。 二人とも輝くばかりにお若い。 ご夫君の海野謙四郎さんは昨年、華々しく小説家デビューをされた。 「異能の絵師爛水(らんすい)」を主人公とする長篇時代小説をすでにもう二冊も刊行されている。 今日は一人仕事始めだ。 気合いをいれて仕事場へ行く。 途中、調布警察署へ出頭(!)じゃなかった行った以外はほとんど仕事場で過ごす。 「第3回田中裕明賞」のゲラがもどり年内にスタッフの緑さんが頑張って再校ゲラを整えてくれた。その直しの確認をしているのだが、結構大変だ。 今日ではチェックしきれないので明日も引き続きやることになると思う。 調布警察には何をしに行ったかって…… 昨年末連絡を貰っていてすっかり忘れていて今日がその期限であることを思い出して、大慌てで行ったのだった。 調布警察は愚息が7年ほど前に友人たち四人で交通事故を起こしわが家の車を大破させた以来の訪問(?)である。彼らは親の目を盗んで車で夜中に出かけたのだった。ガードレールに激突し車は大きく回転しまっさかさまに落っこちて、あわや全員即死、ということでもおかしくないところだったのだが、悪運つよい彼らは全員かすり傷ですんだという奇蹟。しかも事故をおこした目の前が病院でみんなで車からはいずり出てその病院へ飛び込んだという。やってきたおまわりさんは車の周囲にあるはずの死体をさがしたという。 久しぶりの調布警察にやってきてそんなことを思い出したのだった。 で、 なんでわたしが今日調布警察に行ったかというと、 どうやらわたしの貯金通帳を落したらしいのだ。 連絡が来て、知ったのだった。 まったくもって呑気なことで、 今日はその通帳を受け取りにノコノコと出かけて行ったというわけである。 相変わらずの間抜けぶりで、気をひきしめなくてはいけないと自戒したのであった。
by fragie777
| 2013-01-04 17:58
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