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8月14日(火)
久しぶりに郷里の秩父へ帰ることになった。 小雨が降る仙川を出発して曇り空の関越自動車道を走って郷里を目指した。 実は秩父にはアッパラパーな珍奇なおじさんがいて、(どうやらわたしはこのおじさんと血縁関係にあるらしい)そのおじさんが、両親のお墓参りを済ませたわたしたちを最近購入した新車に乗せて秩父をひと回りしたいという。 (車を自慢したいらしいのよね。) まあ、久しぶりに帰った秩父をドライブしてもいいか、とわたしたちはその車に乗り込んだ。 車はレクサスのオープンカーだ。 ケッって思ったわよ。 わたしはこの山を見て育った。 これらの写真は走っている車よりカメラを覗き込むこともなくバシャバシャとやみくもに写したものだ。 この空と雲、そしてなつかしい山々を眺めることができただけでも良い休日になった。 けったいなおじさんに感謝。 今日の「ねんてんの今日の一句」は、現代俳句文庫71『大島雄作句集』より。 ぎすの籠叩いて帰る盆の僧 「ぎす」はきりぎりす。こんな盆の風景が昭和にはあったなあという感じ。もちろん、今でもどこかの山村などにはありそうだが。今日の句、現代俳句文庫『大島雄作句集』(ふらんす堂)から引いた。「愛されて兜へこみし兜虫」「はたして空を見てゐるプール監視員」「夕焼の椅子もうひとり来るといふ」などもこの句集にある。雄作は昭和27年香川県生まれ。今は大阪府豊中にあって俳句雑誌「青垣」を出している。 ド派手なおじさんと スカシタわたしたち。 あはっ。 失礼しました。
by fragie777
| 2012-08-14 22:12
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