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6月2日(土)
実は今日はつかれきってボロ雑巾のようになっていた。 おばさんに孤独は似合わないけど、孤独だった……たいした根拠もないのだけど。 ブログなんて書きたくないってさっきまで思っていた。 簡単な夕食をひとりだけで済ませ少し寝た。 身体にすこし力がもどり、まっ、書くか…… 孤独などというナフタリンの匂いのまとっている言葉はふたたび箪笥の奥にしまっておこう。 先日遊びに来たブックデザイナーの君嶋真理子さんから、「今丸の内でやっている「型紙美術展」が面白いですよ」と教えてもらっていたので今日行くことにした。スタッフのPさんを誘い彼女にいろいろと調べてもらって行ったところ、えらい間違いをしてしまってたどりついたのは、「型紙美術館」だった。なんということ。場所も丸の内ではなく紀尾井町、そして肝心の「型紙美術展」の方は5月27日で終わっていてこれから京都で開催をするという。トホホホホ、残念なことをした。ホント、わたしもPさんもスットコドッコイで困ったもんである。 しかし、永田町を下りて人がほとんどいない大きな建物ばかりがあるなかにひっそりとある「型紙美術館」、」正確には「紀尾井アートギャラリー江戸伊勢型紙美術館」はなかなか素晴らしかった。紀尾井町の森のなかにあり自然の光があふれたモダンな建築で、茶室もそなえわたしたちはそこでゆっくりとくつろぎながら日本の伝統的なたくさんの型紙を目にすることができたのだった。和服の江戸小紋ってあるでしょう、鮫小紋に代表されるような、あの型紙がすべてそろっているのだ。 「ああ、素晴らしい。あれって何の木でしたっけ?」と受付の女性に聞くと、「さあ、ここの者ではないので」とつれない返事である。 (こんなすばらしい木の名前、知りたくないの)って思わず突っ込みをいれたくなったが、それはこっちの感情の押し付けというものだ。 いったい、この木何の木でしょうか? ブログを読まれている方、ご存知ですか? 最初の写真のテーブルに葉が載っています。 調べたのだけどわからない。しかし、よく見る木だ。 東京に長く住んでいるがこんな美術館があったとは知らなかった。 入場料は1000円。 永田町に行くことがあったら是非に足をのばされたし。 (でも、ふつう永田町なんて行かないよね。地下鉄も閑散としていて怖いくらいだった。痴漢にあっても逃げられないかも……などとPさんとわたしは身の程もわきまえず乙女な会話をしたのだった。)
by fragie777
| 2012-06-02 22:42
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