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4月10日(火)
わたしは今日この「みつばつつじ」とおんなじ色のシルクのスカーフを首に巻いた。 けっこう派手な色なのではずかしいのだが、こう言っちゃなんだけど、よく似合っているぞ。 (って、思うことにした。) 税金の支払日なので銀行に行った。 窓口のおなじみの女性銀行員さんで、ミセス点子さんとわたしが勝手に呼んでいる元気のいいその女性が、 「スカーフ素敵ですねえ。春の色ですね!」と褒めてくれた。 「ああ、ありがとう」 と、わたしは取れたての竹の子のように恥じらいつつも、マダムポンパドゥールのごとエレガントにほほ笑んだのだった。 ちょっといい気持……。 いまや桜が満開である。 実はこれから夜桜を見にいくのである。 たった一日だけライトアップされるという桜の名所がちかくにあって、今日の午後さそわれたのだった。 「幻想的でとっても美しいんですって」と友人の山口さんは言う。 ボランティアの人たちが一日のみライトアップをするのだという。知る人ぞ知る場所で、でもいつライトアップされるかは前日に発表されるということなので、それほど大勢の人が来るわけでもないという。 これからちょっと行ってきます。 美しい写真が撮れたらあとでアップします。 (夜の写真はむずかしいので過大な期待はなさらぬように) そうそう、お気に入りのスカーフはわすれないでして行かなくっちゃ……。 今桜見物から戻ったところである。 と言っても桜をずっと見ていたわけではなく、当然旨い焼き鳥屋さんで美味しいお酒を飲んだ。そこで桜の美しさを語り合っていたのではなく、桜はそっちのけで人間がいかに不条理で理不尽さに耐えて生きているかについて多いに語り明かしていたのだった。 人間とは深淵である。 だから桜は美しい。 などと、つまらんことを言ってないで、今日観た夜桜の見事な美しさを公開したい。 今日一日のみのしかも夜の6時から9時までのたった3時間のライトアップの夜桜だった。 わたしたちは国領の駅でおりて野川沿いを一駅ほど桜を見ながら歩いたのだった。 水に映った桜もまた美しかった。
by fragie777
| 2012-04-10 19:16
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