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1月8日(日)
寒晴れの一日となった。 今日の毎日新聞で、文芸ジャーナリストの酒井佐忠さんが、第3回桂信子賞についてふれている。 第3回桂信子賞は、西村和子さんに決定した。 西村さんは、慶大俳句会で清崎敏郎に師事し、俳誌「若葉」を経て、行方克巳さんとともに「知音」を創刊し代表となった。第1句集『夏帽子』で俳人協会新人賞、第4句集『心音』で俳人協会賞を受賞。04年には『虚子の京都』で俳人協会評論賞を受賞するなど評論執筆にも活躍している。 さらに最近は、自らの育児体験から子育ての日々の俳句表現を提案して、『俳句のすすめー若き母たちへ』などを出版し、若い母親を対象にした「パラソル句会」も実施。こうした幅広い活躍が高く評価された。 とは、酒井さんの文章である。 わたしは、西村さんの第1句集『夏帽子』、第2句集『窓』を担当したということもあり、西村さんとの交流は長い。わたしより少しお姉さまであるが、落ち着きある風格をそなえ押しも押されぬ貫録があり筋の一本通った女性だ。 そういう西村さんを前にするとわたしなんてまだまだヒヨッコって思ってしまうのよねえ……。 毎日俳壇の選者でもあり、ますます充実の西村和子さんだ。 西村和子さま、おめでとうございます。 心よりお祝いを申し上げます。 今年はふらんす堂でも西村和子さんの季語別全句集を刊行させていただく予定である。 今日は「ふらんす堂句会」の岸本句会の初句会である。先週の6日は高柳句会の初句会だった。 どちらの句会も丁寧な指導が評判である。 今日の担当はPさん、さっき「いま渋谷です」という電話が入った。 高柳句会にひきつづき、ご苦労さま。 わたしはといえば今日は、武蔵野の枯れの世界を堪能したのだった。 いまの季節は本当に美しい。 日当たりのよい枯れ野に身をおくと、身体の中の水がかけめぐって細胞がひとつひとつ生き帰るようだ。 わたしの身体があたらしく組織しなおされていくような気持のよさだ。 芙蓉ってこんな風に枯れるのか……。 真正面にあるのは大きな枯柳。 風に気持ちよさそうに吹かれていた。 ブログをあと少しで書き終えようというときに、邪魔が入った。 「ごはんを一緒に食べようよ……」ということである。 で、近くの値段の安さで定評のあるしゃぶしゃぶのお店に行って、30分ほど待たされたあと、どうにか夕食にありついた。 今は皆と別れてふたたび仕事場にもどって手に息を吹き掛けながら、こうしてキイを打っている。 さっ、 これでブログは書き終えた。 明日もお休みというのがなんだか嬉しい……。
by fragie777
| 2012-01-08 21:21
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