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10月21日(金)
ふらんす堂から歩いて5分くらいのところに「ニワコヤ」という自然食をたべさせるちょっと風変わりな食堂がある。 一軒屋のようになっていて奥まったところに玄関があってそこを開けると小さな気持のよい部屋がある。そこにはいろんなものが展示されていて雑貨を売っていたりする。 そこが食堂である。 入口には有機野菜が売られていてわたしはそれを買ったりすることもある。 玄米定食が人気メニューでお客さんは圧倒的に女性が多い。 ここの蓬茶や黒豆茶がわたしのお気に入りである。 (身体がすごくあったまる。) 今日は真ん中の部屋の椅子とテーブルがとりはらわれていて小さな写真展をやっていた。 「昭和の東北」と題して写真家小野幹の写真展である。 と言ってもわたしは今日はじめてこの写真家とその作品を知った。 「東北にオノミキあり」と言われ、1931年岩手県磐井郡で生まれ、十代の頃から写真を始めたという。「1950年代後半から60年代前半、ランプの光がなお普通に使われ、テレビがようやく家々にやって来る前後の時代、彼がとても熱心に追いかけた東北各地の子ともたちのスナップ群」と解説にある。 昼のひとときを写真を見たり本をよんだりしながらわたしはニワコヤ特製のサンドイッチを食べ、梅肉入り黒豆茶を飲んだのだった。 「ふらんす堂通信130号」が校了となる。 「それでは、これで校了とします」 と優明美さんが言ったとき、「ご苦労さまでした!」って拍手が起こった。 この「ふらんす堂通信」編集期間はみんながひとつになってそれに集中する。 自分のそれぞれの仕事をこなしながらであるので、結構みな大変だ。 だから、校了のときはスタッフたちは感慨ひとしおである。 来週末までには会員の皆さまのお手元に届けられると思います。 「ふらんす堂通信」の編集のかたわらスタッフの優明美さんは書店周りの営業にいく。 編集に営業に頑張った優明美さんであるが、今日は仕事が終わるや否や早々に退社。 髪をカットしに美容院へ向かうらしい。 一足先に帰り支度をする優明美さんに向かって、わたしたちは、 「ご苦労さま、美しく変身してねっ」 と言って送り出したのだった。
by fragie777
| 2011-10-21 20:14
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