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5月9日(月)
今日のふらんす堂はスペイン帰りの優明美(ゆめみ)さんが元気に顔をみせ、スタッフ全員がそろった。これから何かと忙しくなりそうだ。 「まだ時差ボケがあって」という優明美さん。そうは言うもののやはり頼りになる存在である。 無事な姿を見せてくれてホッとしている。 さあこれから気合いを入れてがんばって行こう。 もうご存じの方が多いと思うが、第三回小野詩詩歌文学賞が発表になった。 「詩部門」 水野るり子詩集『ユニコーンの夜に』(土曜美術社出版) 「短歌部門」 小池光歌集『山鳩集』(砂子屋書房) 「俳句部門」 八田木枯句集『鏡騒』(ふらんす堂) 八田木枯句集『鏡騒』(かがみざい)の受賞はとても嬉しい。刊行当初から話題になった句集であり、評価の高かった句集だ。 昨年の金子兜太句集『日常』に次ぐ受賞であることも嬉しい。 八田木枯先生、ご受賞をこころからお祝い申し上げます。 賞といえばふらんす堂主催の「田中裕明賞」も明日発表になる。 「第2回田中裕明賞」をきめるべく5月2日に選考委員会が開かれたのだった。 明日のふらんす堂のホームページ上で発表する予定である。 ふらんす堂より昨年刊行のエッセイ集『空を流れる川ーヒロシマ幻視行』の著者である詩人の野木京子さんが講演をされる。 5月15日(日)午後二時半より ホテルニューヒロデン 広島市南区大須賀町14-9 電話082-263-3456 講演内容「詩と生のあわいで」 入場料 1000円 エッセイ集『空を流れる川ーヒロシマ幻視行』もそこで買うことができるという。近ければわたしも行きたいところであるが、残念である。 今日の毎日新聞の坪内稔典氏による「季語刻々」に『金子兜太×池田澄子 兜太百句を読む。』が紹介されている。 長寿の母うんこのようにわれを産みぬ 助産婦の叔母が兜太に話した。「兜太な、おめえのおふくろは丈夫だよ。みんなうんこのように産んできたよ。おめえもうんこの一つだよ。」と。この話を引きだした池田澄子は、産むときは「うんこするように気張る」、だからこの句の「うんこ」は正しいと述べる。 わたしも人生において過去に2度ほど「うんこするように気張り」ました。 そんな風に頑張ったんだ、このわたしも……。 その「うんこのように気張った」結果のひとりから昨日連絡が入った。 「いっしょにご飯食べよう」 ということで食事をともにすることになった。 「今日は母の日だからね」とそのものは言う。 (そんなことすっかり忘れてた…) その結果、わたしたちはとびきり美味しいものを食べましたね。 「ご馳走する」と申してたそのものの財布の中身はきわめて乏しく、 で、 結局わたしが大盤振る舞いをすることになったのである。 まっ、 はなから御馳走してもらうつもりでいたもうひとりより、気持だけはあったということで、良しとするか……。 考えてみれば「うんこのように気張る」のは、そう大変なことでもなかったな……。 でっかいうんこって考えみれば、分かるでしょ。
by fragie777
| 2011-05-09 18:14
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