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8月1日(日)
今日から8月である。 今日が誕生日のわたしのよく知っている人間は、かつて行ったパレスチナへ再び行き誕生日を迎えたようだ。 そういう誕生日の迎え方も悪くない。 昨日の「田中裕明賞」の授賞式に選考委員として出席してくださった石田郷子さんより昨夜携帯にメールをもらっていた。 郷子さんは新宿から飯能市の山里の名栗村まで帰らなくてはいけない。 鬱蒼とした山道を1時間以上も車を走らせることになる。 昨夜のドライブで、沢山の鹿を見たそうである。 しかも、家にたどりつくやなんと郷子さんの駐車場にも三頭ほどの鹿がいて、ライトを照らし続けてやっと退散していったそうである。 「ちょっと不気味だったんじゃない?」と私が言うと、 「ウン、ちょっとね……」と郷子さん。 本当に昨日はお疲れさまでございました。 昨日の「田中裕明授賞式」の担当は、わたしとPさんのすっとこどっこいコンビだったものだから、大いに抜けたところが多く、受賞者の高柳さんをはじめみなさん終始苦笑されていた。 「あはははは…楽しかった」って石田郷子さんは言ってくださったが、大いに反省点あり、というところである。 句会の時間をもっととって講評をおひとりおひとりにもっと沢山いただきたかったと思う。 これはPさんのトンチンカンによるもの。 わたしは、新宿御苑から授賞会場にみなさんをお連れする役割であったのだがリハーサルをしたのに、あらあらまったく反対方向に自信をもってお連れしまったのだった。 途中四ツ谷龍さんから、「yamaokaさん、道間違ってません?」といわれたのにもかかわらず、「あらあ、そんなことありません!だってリハーサルをしたんですから」と済まして答え、途中で泣きべそをかくことになったのだった。四ツ谷さんがわたしになりかわって皆さまを先導してくださったのだった。ホント、助かりました! 次女のあさきさんと一緒に出席してくださった森賀まりさんは、昨日は山の上ホテルに泊まられたということである。生前田中裕明さんが泊まられたことのあるそのホテルに「一度は泊まってみたいと思って」、とにこやかにおっしゃっておられた。 「まりさん、山の上ホテルはいかがでした?」 こんどゆっくりとお教えくださいませね。 遠くからこの授賞式にいらしていただきお疲れさまでした。 森賀まりさんより授賞式にいただいたご挨拶の始めに、 「田中裕明賞の設立が決まって、田中がどんどん遠くなっていってしまうような気がしています」と言われたことが、とても正直なお気持としてわたしの心に残ったのだった。 そうか……、 ああ、そうかもしれない……。 わたしたちは、田中裕明という人を大切に思う人たちの心を踏みにじらないように、そういう人たちの心も大切にしていかなくてはならないのだ。 そのことも強く思わされた授賞式だった。
by fragie777
| 2010-08-01 22:02
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