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2月12日(金)
雨に濡れても華やかな春先の花たち。 きれいでしょう。わたしが咲かせましたの。オッホホホホ……。 ガーディニングが趣味なんですの、知らなかったでしょっ。 なあんてこと、 嘘に決まってるじゃん…。 わたしの家のせまいベランダにはいただきもののポインセチアが息も絶え絶えになっている。 この花は仙川の一番しゃれたケーキ屋さんのところに置いてあったもの。 「あら、きれいじゃん…」と昼休みに写真を撮った。 真紀さま、 ご心配をかけましたが、今日ちゃんとやりました。 「田中裕明賞」のこと。 安心してね。 かつてふらんす堂で働いていた真紀さんが、(彼女はいま子育てまっただ中) 「田中裕明賞のこと、どうなってますか?」と心配してカトさんに(yamaokaちゃんとやってるか)メールをしたらしい。 辞めてもこうしてふらんす堂のことをいや、yamaokaの仕事ぶりを心配してくれるもとスタッフがいるということは有難い。 そして、わたしの横には各選者に送るべく応募句集がきちんとすぐにでも発送できるよう置いてある。 Pさんが整えてくれた。 今日やっと選考委員のかたがたに手紙を書き、それらを送ることができた。 今回の応募句集は第一回ということもあって、全部で八冊である。 こういうことは片手間にできることではない。初めてのことゆえ、準備においてわからないことも多く、これでいいんだろうかと緊張する。 応募してくださったおひとりおひとりの力の結晶がこの句集であると思うと粗末にしてはいけない、と力もはいる。 田中裕明さんは、俳句に、人間に、仕事に、社会に、そしてあらゆることに丁寧にむきあった人だった。 その田中裕明賞だということだ。 有馬朗人句集『鵬翼』の再版が決まる。読みたいという人に対応できるのが嬉しい。 できるだけ早く作り上げるつもりである。 今日のねんてんの今日の一句は、久保純夫句集『フォーシーズンズ++』 より。 如月や先がほぐれし紐ばかり 「2月でなくなぜ如月なのか。そのあたりが私には分からない。ただ、『先がほぐれし紐ばかり』になぜか生々しさを感じる」と坪内さん。 来る14日は聖バレンタインデーである。 そんな日はたまには早起きして「生と死」について考えてみるのはどうだろう。 14日の早朝の5時にNHK教育テレビの「こころの時代」という番組に俳人の深見けん二氏が出演される。 タイトルは「花鳥諷詠南無阿弥陀・師高濱虚子の思い出」。 虚子が「花鳥諷詠」をどう考えていたのか。「それは自分にとっての信仰である」と。「自分はそういう気持で花鳥諷詠を唱えている」などの虚子のことばをたどりながら、虚子の作品の背後にある虚子の思想に迫るものだ。 明易や花鳥諷詠南無阿弥陀 「『花鳥諷詠南無阿弥陀』だけでは単なるスローガンですが、『明易』という季語を置くことによって俳句となりました。」と深見先生。「『明易』とは、人間は明け易くてはかないものという意味ですが、この句は、虚子の信仰を表しているものです。そしてわたしにとっても、ずっとこの俳句がわたしの俳句の原点であり、そのことを考えて俳句をつくっているんです。」と。 「人はいかに死ぬか」 あるいは 「死を考えてどう生きるか」 チョコレートをかじりながら考えてみませう。 もしもですね、朝早くおきるのはとてもダメ、っていうyamaokaのようなあなた、 大丈夫です。 2月22日の午後2時から再放送があります。(2×4ね、忘れっこない) そこで見ることができるんですって。 奇しくもこの日は虚子の誕生日だそうです。 虚子オタク(深見先生ごめんなさい)の深見先生からさっき伺いました。
by fragie777
| 2010-02-12 19:08
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