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10月17日(土)
秋もたけなわの今日は、国立城山公園をあるく。 この辺は都市開発によっていずれ失くなってしまうところだ。 ずいぶんと親しんだところであるが、この里山の風景が失くなってしまうかと思うと、いやはやなんとも言いようがない。 出発は谷保天神から。 うらの梅林にいた神鶏。 このところのあたたかさで返り花が咲いていた。 これは梨の花。 コンクリートにへばりついていた「こかまきり」。 田んぼの多くも失くなってしまうという。 雑木林の端にたって、ボーっとしていたら、ご老人が寄ってきて、 「この辺はもうなくなってしまうんだよ…」 と悲しそうに言う。 「……そうですね。」 と、わたしはため息をついて大きな空を見上げた。
by fragie777
| 2009-10-17 19:30
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