カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
検索
画像一覧
|
8月18日(火)
数日前に行った宇治の平等院。 その宇治にお住いだった俳人の関戸靖子氏が昨日亡くなられたということを娘さんの電話で知る。 ときどきいただくお電話での元気な声がついこの間のことのようで、一瞬信じられない気持だ。 体調を崩して入院されていたことを先頃知ったのであるが、よもや亡くなられるとは。数週間まえにお葉書をだしたばかりだったのに。 30年ほどまえから存じ上げ、ずっとおこころにかけていただいた方だった。享年78歳ということ。 石田波郷に師事し俳誌「鶴」を経て、俳誌「泉」創刊同人として参加。俳誌「聲」を主宰されていた。 まだまだこれから良い仕事をされる俳人であったと思う。 ふらんす堂からは、現代俳句文庫『関戸靖子句集』と、句集『紺』の二冊の句集を刊行させていただいた。 みづうみへ稲架くぐりして雀らよ 第一句集『湖北』より 桐の花水の匂ひの男過ぐ 第二句集『結葉』より どの水に灯籠置かうかと思ふ 第三句集『春の舟』より はなやかに白の朝顔咲き出せり 第四句集『紺』より 心よりご冥福をお祈り申し上げたい。
by fragie777
| 2009-08-18 19:26
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||